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きもの牡丹・唐草の文様の数々から!
= きもの牡丹・唐草の文様の種類 =
古くから詩歌、文学、絵画の題材ともなり、文様としても長い歴史があります。 | |
現代のきものや帯にも華やかな吉祥文様として多用されています。 | |
写実的な表現のものは春のイメージがありますが、 | |
文様化されたものは季節を問いません。 | |
牡丹には、様々に図案化されてきましたが、 | |
そのひとつに蟹の形に文様化した蟹牡丹があります。 | |
蟹の文様は、七夕にちなんだモチーフとして小袖意匠などに見られ、 | |
現代では夏の染め帯などに用いられます。 |
桃は西王母という異名がり、中国の不老不死の仙薬を持った | |
仙女の伝説と結びついて尊ばれてきました。 | |
また桃は鬼や邪を制圧する仙木とも考えられたので、三月の節句でもおなじみです。 | |
一般的にはあまり多用されませんが、能装束や留袖などに見られます。 |
歴史が古く、古代エジプトに生まれ、日本には中国を経て奈良時代に伝えられました。 | |
古くから愛好され、和様にアレンジされているものもありますが、 | |
今なお本来の字義通り異国風な趣があります。 | |
姿形から永くつながり、絶えず続くものと考えられ、吉祥文様として | |
礼装のきものや袋帯にも好んで使われています。 |
中国から伝えられた花形文様で、形は様々なものがあります。 | |
特定の花を指すものではなく、例えば牡丹のような形の唐風の花などを、 | |
唐花や瑞花とよんでいます。 | |
今日でも、帯やきものの文様によく使います。 |
花を抽象化して丸い形に文様化したものです。 | |
特定の花を表すものでなく、何となく花のような形をした華麗な文様全般をいいます。 | |
古くから織物、染物の文様として用いられてきました。 | |
現代も重厚な文様として礼装用の袋帯などに、多く見られます。 |
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