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梅の文様の数々から!
= 梅の文様の種類 =
梅の花を上から見た形を単純化して文様としたもので、 | |
中心の小さな円を囲んで大きめの円が五つ並びます。 | |
紋章として用いられているほか、小紋などのきもの、帯や白生地の地紋、 | |
表装裂にも見られます。 |
梅の花を裏から見た状態を意匠化したものです。 | |
梅は古くから文字や美術工芸の題材として好まれ、様々に文様化されています。 | |
裏梅もそのひとつで、単純ながら個性的で、紋章にも取り入られています。 | |
裏梅はまた、十二単の襲の色目のひとつをも指します。 |
捻梅は、単純に図案化された梅文のひとつで、 | |
花弁がたがいに重なり、捻じれた形で表現されているので、この名があります。 | |
捻梅の輪郭の中に、細かな文様を詰めたものや、 | |
組紐を捻梅の形にするなど、友禅や小紋によく使うほか、 | |
家紋にもあります。 |
花とつぼみのついた梅の枝をまっすぐに立て、並べた文様です。 | |
ちょうど、槍を立てて並べたように見えるのでこの名があります。 | |
江戸時代の小袖や陶磁器などには、この文様を使った優れた作品が | |
数多く見られます。 |
挙げたもののほかにも、光琳梅など様々に表現されています。、 | |
格調を重んじた礼装の留袖や訪問着から、春到来の季節を感じさせる | |
小紋や染め帯まで幅広く愛用されています | |
また、家紋にも多くの種類があります。 |
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